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教会がまどろみ、冷淡である原因

(この世の最後の時の教会、その一)

R. L. ハイマーズ Jr. 神学博士 著

ロスアンゼルスのバプテストタバナクル教会にて
2013年10月13日、主の日の晩の説教

WHY CHURCHES ARE SLUMBERING AND COLD
(THE CHURCHES OF THE LAST DAYS – PART I)
(Japanese)

by Dr. R. L. Hymers, Jr.

A sermon preached at the Baptist Tabernacle of Los Angeles
Lord’s Day Evening, October 13, 2013

“悪者どもは・・・、ひとりも悟る者がいない。しかし、思慮深い人々は悟る”(ダニエル書12:10、新改訳)。

ダニエル書の第12章は、この世の最後についての幾つかの預言を含んでいます。 1節で、私達は大いなる艱難時について理解します。 2節では、真のクリスチャンのラプチャー(昇天)について、そして永遠の罰に定められた人のよみがえりについて告げられています。 4節では、“この世の最後”における世界的な大移動が預言されています。 5節から7節では、大いなる艱難時の三年半について告げられています。 そして8節と9節もまた非常に関心を引き起こします。 それらに注目して下さい。 この預言者はこのように書いています。

 

“私はこれを聞いたが、悟ることができなかった。そこで、私は尋ねた。「わが主よ。この終わりは、どうなるのでしょう。」彼は言った。「ダニエルよ。行け。このことばは、終わりの時まで、秘められ、封じられているからだ ”(ダニエル書12:8, 9)。

前を向いてください。

ダニエルは、後に起るこれらの出来事の証人であったけれども、それがどういう意味であるかが理解できませんでした。 神は、それらの事がこの世の終わりの時に起こり、その時まで隠されている事を、彼に念を押して言われました。 そうして、“終わりの時”に-“知識を増そう”(ダニエル書12:4)。 バーノン・マックギー博士は、“私は、それは預言についての知識を示すと信じる”(Thru the Bible, Thomas Nelson, 1982, volume 12:4III, p. 605; note on Daniel 12:4)と言いました。

マックギー博士は、基本的には正しいと私は思います。 聖書における預言の知識は、19世紀の後半まで聖霊によってさほど解明されていませんでした。 神がダニエルに、“このことばは、終わりの時まで、秘められ、封じられているからだ”(ダニエル書12:9)と言われた通りにです。 聖書の預言についての説教は、終わりの時に近づくにつれ、20世紀になり、保守派のクリスチャン達の間で、非常に人気のある主題となりました。 しかしまた、関心を引く起こす事には、聖書の預言の研究は1980年代になり人気が下降してきました。 今日、教会において、聖書の預言に関しての説教を聞く事はほとんどありません。 これら両方の出来事は、ダニエル書の第12章に示されていると思います。 ダニエルにこの知識が告げられました、

“・・・悪者どもは悪を行い、ひとりも悟る者がいない。しかし、思慮深い人々は悟る”(ダニエル書12:10)。

マックギー博士はこのように注解しています、

          “悪者どもは悪を行い、ひとりも悟る者がいない”は、生まれながらの人間を指している。“生まれながらの人間は、神の御霊に属することを受け入れません。それらは彼には愚かなことだからです。また、それを悟ることができません。なぜなら、御霊のことは御霊によってわきまえるものだからです”(コリント人への手紙第一2:14)。
          “しかし、思慮深い人々は悟る”。“しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導き入れます。御霊は自分から語るのではなく、聞くままを話し、また、やがて起ころうとしていることをあなたがたに示すからです”(ヨハネの福音書16:13)(J. Vernon McGee, Th.D., 同署)。

それが、今日の教会で預言についての説教が成されていない理由のひとつを示しています。 なぜなら、それは今日の説教者達の多くが回心しておらず-それゆえに彼らの目は、この非常に重要な主題に関して、閉ざされているのです。 過去の説教者達はもっと霊的でした。 しかし今日の若い説教者達の多くは、非常に世俗的で、彼らの多くは新生を体験していないように私には思われます。 ですから、過去25年間あまり、私達は聖書の預言に関して、ほとんど聞くことが無かったのです。 正に恥じいる事です。 私のアソシエイトのケイガン先生は、“それらの預言が成就したと同時に、若い説教者達はほぼ完全に預言に関して説教しなくなった”と言っています。 あなた方はいつ聖書の預言に関して一貫した説教を聞きましたか? クリスウェル博士は、亡くなりました! マックギー博士は、亡くなりました! デハーン博士は、亡くなりました! 私達が今日聞くほとんど全ての説教は、人々が聞く必要のある議論を告げるのを恐れる軟弱な説教者によって、さじで与えられるお粥のようなベビー食のようなものです! ビリー・グラハムは現在95歳です。 あなた方は、彼の聖書の預言についての説教を再び聞く事は無いでしょう。 私は、“決断主義”に関しては、ビリー・グラハムに同意しませんが、聖書の預言に関しては、彼に同意します。 1965年に彼は、『World Aflame 』(Doubleday and Company)という主題の聖書の預言に関する手厳しい本を書きました。 その本の中でビリー・グラハムは、この世の最後についてこのように描写しました、

         イエスは、終わりの時が近づいている事を示す幾つかの特徴をもった、後の世代が現れるあろうと言われた。他の言葉で言うならば、全ての前兆が集中してくる・・・ある時点で、“Xジェネレーション”が現れるであろう。イエス・キリストによって心が変えられ、聖霊によって啓蒙された人々は、その時の前兆を理解し、ノアが成したように人々に警告することが出来るであろう。今日、キリストが昇天されて以来始めて、それらの前兆が正に集中して来ているように思える(Billy Graham, D.D., World Aflame, Doubleday and Company, 1965, p. 216)。 

 

私達は、今日それらの前兆を毎日のように身の回りに見ます。 確かに今がジェネレーションXです。 確かに今が、“最後の時”です。 しかし、私達はその事に関して、あまり今日の教会の間では耳にしません! それは主として、今日の多くの聖職者達自身の現世欲によるものであると、私は確信しています。

“悪者どもは悪を行い、ひとりも悟る者がいない。しかし、思慮深い人々は悟る”(ダニエル書12:10)。

ここに挙げるのが、この世の最後の教会に関して、聖書が語られた幾つかの前兆です。

I. 最初に、聖書はこの世の終わりの時の教会のまどろみを預言している。

あなた方は、新約聖書は、この世の最後の時代の教会に同時に起る二つの描写を挙げている事を理解しなければなりません。 例えば、私達はマタイの福音書第24章14節で、“不法がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなります”と告げられています。 そしてこの状態は、この福音は、“全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから、終わりの日が来ます”(マタイの福音書24:14)と同時に、終わりを遂げます。 私達は融合した背教の教会の“大淫婦”(ヨハネの黙示録)の現れを、ヨハネの黙示録第7章4節から17節で語られる大いなる艱難時と同じ時期に、すばらしいリバイバルを見ます。 

ある晩私は、南アフリカでのキリスト教の爆発的な成長を非常に詳しく描いたビデオ(『African Christianity Rising: Christianity’s Explosive Growth in Africa』、produced and directed by James Ault, Ph.D.)を見ました。 そのビデオで、一人の黒人の神学者は、南半球、そして中国で爆発的なリバイバルが起っている半面、北半球の国々ではどんなにかキリスト教が悪化してきたかを示しました。 これを他の言葉で説明すれば、新興後進国でキリスト教が活発で成長している半面、発展国(ヨーロッパ、アメリカなど)において、キリスト教は冷淡で、そして廃れつつあるという事です。 それらの幾つかの教会では間違った教えが確かにされているはずですが、リバイバルが起る時にはそういう事は常にありうるのです。

しかし、この説教では、ヨーロッパとアメリカに関して私達は重点を置いています。 それは重要な事なのです。 なぜなら、多くの国々は未だにアメリカに注目しており、キリスト教の模範として期待しているからです―しかしながら実際は、アメリカの最も多くの好ましい教会でさえも、大部分はラオディケア教会の状態へと、下落してきました。 私達のテキストが語っているように、ある人々はその事を理解する事は出来ないと私は思います。

“悪者どもは悪を行い、ひとりも悟る者がいない。しかし、思慮深い人々は悟る”(ダニエル書12:10)。

オリーブ山でのキリストの説教は、“いつ、そのようなことが起こるのでしょう。 あなたの来られる時や世の終わりには、どんな前兆があるのでしょう”(マタイの福音書24:3)という弟子達の質問に答える為に成されたのです。 マタイの福音書第24章の後の言葉、そしてマタイの福音書第25章はキリストの、“そのようなことが起こるのでしょう。 あなたの来られる時や世の終わりには、どんな前兆があるのでしょう”と言う質問に対する返答です。 そしてマタイの福音書第25章1-13節でイエスは、“賢い娘達と愚かな娘達のたとえ話”を話されました。

  

このたとえ話は、全世界の半分を占める今日の教会の状態を預言して喩えた話であると私は確信します。 十人の娘達は教会を表しています。 “そのうち五人は愚かで、五人は賢かった”(マタイの福音書25:2)。 ジョン・ネルソン・ダービー(John Nelson Darby, 1800-1882)は、十人の娘達はイスラエル国家を表しており、教会では無いと言いました。 しかし彼は間違えています。 このたとえ話は、ほとんど全ての著名な注解者達によって、また、キリスト教の初期の教会の先駆者達によっても、クリスチャンの歴史中の教会を表しているように理解されています。

  

今日そのたとえ話は、私達の今日の教会に関して何を告げているのでしょうか?

“花婿が来るのが遅れたので、みな、うとうとして眠り始めた”(マタイの福音書25:5)。

マックギー博士は、“賢い娘と愚かな娘の両方が眠り始めたという事に注目しなさい。 彼らの違いは、ある娘達には聖霊が留まり(油として描写されている)、ある娘達には留まっていなかった、なぜなら、彼らは真の信者ではなかったからである ”と言いました(J. Vernon McGee, Th.D., Thru the Bible, Thomas Nelson Publishers, 1983, volume IV, p. 135; note on Matthew 25:5)。

ですからマックギー博士は、彼らの半数の娘達は救われており、後の半数は救われていなかった、と言っているのです。 彼らとは、救われている人達と失われている人達の入り混じりです。 しかし、待ってください! キリストはこのように言われました、

みな、うとうとして眠り始めた” (マタイの福音書25:5)。

彼らは皆、-救われている人達、そして失われている人達の両方が、眠り始めていました! その様に言っています!

正に、今日の邪悪な時代における、私達の教会の 描写ではありませんか! それらの教会が眠り始めたのは、“夜中になって”(マタイの福音書25:6)と言っている事に注目して下さい。 私は夜遅くに、リバイバルが起った事を目撃しました。 トーザー博士は、『Born After Midnight』というエッセイを書いています。 なぜ今日の私達の教会にリバイバルが起らないのでしょうか ? 彼らの教会は、日曜日の晩の集会を閉ざしているという事に、何らかの関連があると考えるのは可能でしょうか? 西洋の国々での広範囲に渡る最後のリバイバルは、1949年のスコットランドの沿岸近くのルイス島で夜遅くに起りました- 夜遅くにです! 中国の“ハウス・チャーチ”では、常に夜の集会が行われています。 それが、彼らはリバイバルで活気に燃えている一つの理由です。 しかし、西洋における今日の教会は、しばしば水曜日と日曜日の晩の集会を閉ざしています。 レオナルド・レイバンヒルは、“堅実な教えは、多くの信者達を深く眠らせた・・・誤りの無い英語の、そして欠点の無い解釈による堅実な説教は、長たらしい退屈なものとしても捉えられる・・・我々には、力を授かった教会・・・この世を引き付けるような熱意に燃えた教会が必要である。 そうすれば、彼らの間から彼らは生きた神の声を聞くであろう(Leonard Ravenhill, Why Revival Tarries, Bethany Fellowship, 1979, p. 106)。

しかし、今日の私達の教会では、そうではありません。 

“みな、うとうとして眠り始めた” (マタイの福音書25:5)。

神よ、私達を助けてください! キリストは、西洋に住む私達にこのように語られています、

“「わたしは、あなたの行いを知っている。あなたは、冷たくもなく、熱くもない。わたしはむしろ、あなたが冷たいか、熱いかであってほしい。このように、あなたはなまぬるく、熱くも冷たくもないので、わたしの口からあなたを吐き出そう。あなたは、自分では富んでいる、豊かになった、乏しいものは何もないと言って、実は自分がみじめで、哀れで、貧しくて、盲目で、裸の者であることを知らない。わたしはあなたに忠告する。豊かな者となるために、火で精錬された金をわたしから買いなさい。また、あなたの裸の恥を現さないために着る白い衣を買いなさい。また、目が見えるようになるため、目に塗る目薬を買いなさい” (ヨハネの黙示録3:15-18)。

“多くの者は、身を清め、白くし、こうして練られる。悪者どもは悪を行い、ひとりも悟る者がいない。しかし、思慮深い人々は悟る”(ダニエル書12:10)。

II. 次に、聖書は、終わりの時にクリスチャンの愛は冷めることを預言している。

キリストは言われました、“不法がはびこるので、多くの人たちの愛[アガぺ―クリスチャンの愛]は冷たくなります”(マタイの福音書24:12)。 それは、終わりの時の教会にキリストが与えられた前兆の一つです。

中国系の教会で、長年に渡り私の牧師であったティモシー・リン博士は言われました、“クリスチャンはお互いに愛し合わなければならない・・・我々の主を信じることは、まずしなければならないことであるが、お互いを愛することもそうである・・・終わりの時の教会はこのことを三倍考えてみなければならない・・・初期の教会は神の同伴を体験した、なぜなら、神に送られた使徒達がいたからだけでなく、信徒がお互いを愛したからだ”(Timothy Lin, Ph.D., The Secret of Church Growth, FCBC, 1992, pp. 28, 29)。 聖書はこのように語っています、

“私たちは、自分が死からいのちに移ったことを知っています。それは、兄弟を愛しているからです。愛さない者は、死のうちにとどまっているのです” (ヨハネの手紙第一3:14)。

“不法がはびこるので、多くの人たちの愛[アガぺ―クリスチャンの愛]は冷たくなります” (マタイの福音書24:12)。

今日の私達の教会が、冷たい、愛が欠けている理由の一つは、教会の会員の多くが決して救われていないからです。 “・・・愛さない者は、死のうちにとどまっているのです”(ヨハネの手紙第一3:14)。 マックギー博士はマタイの福音書第24章12節に関して、“不法がはびこるので、多くの人たちの愛が冷たくなる時、このことは終わりの時にでさえもより真実となる”(同著, p. 127; マタイの福音書24:12の注解)。 リン博士は言われました、“終わりの時の教会はこのことを三倍考えてみなければならない”(同著)。

ほとんどの集会は、終わった後にすぐに教会の扉を閉めます。 お互いを知る機会がほとんど与えられず、そして、お互いを愛することも非常に少ないのです! 今日の私達の教会には、真に回心したことがない人達が多いのです。 そしてリン博士は言われました、“終わりの時の教会はこのことを三倍考えてみなければならない”(同著)。

“・・・ひとりも悟る者がいない。しかし、思慮深い人々は悟る”(ダニエル書12:10)。

預言の注解者として非常に尊敬の高いジョン・ウォルボード博士は、“終わりの時の前兆”の一つに関して、このように言われました、

不法が増し、真の愛が失われる。“不法がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなります”(マタイの福音書24:12)と言われた。これは誤った教義[教会を失われた人達で満たした“決断主義”を含]の後遺症として起こる。そのことは、多くの者が、自分をクリスチャンと称するが、それは言葉だけで、主に対する熱情が乏しいことを明かしている。ヨハネの黙示録第3章に出てくる、ラオデキヤのように・・・。

そしてキリストは、“わたしの口からあなたを吐き出そう”(ヨハネの黙示録3:16)と言われた(John F. Walvoord, Th.D., Major Bible Prophecies, Zondervan Publishing House, 1991, p. 256)。

“・・・ひとりも悟る者がいない。しかし、思慮深い人々は悟る”(ダニエル書12:10)。

そうです、これらの終わりの時にある私達の教会の非常に多くの人達は、日曜の晩や他の日の集会に行くのではなく、まどろみ眠っているのです。 非常に多くの人達は、ほとんど交流を持たずお互いに愛し合わないのです、なぜなら、彼らの多くは真に回心をしていないからです。 私はリン博士の言葉をもう一度引用しなければなりません。 先生はこの説教に完全に同意されるはずです。 先生は中国人の牧師だけではありませんでした。 先生は真の学者でもありました。 先生は私達の教会へ来る前は、ボブ・ジョーンズ大学の大学院で聖書言語学を教えていました。 後に、イリノイ州のタルボット神学校とトリニティー・エバンジェリカル神学校で教鞭をとりました。 最後に先生は、台湾にあるチャイナ・エバンジェリカル神学校で、ジェイムズ・ハドソン・テイラー三世の後を継いで学長に就任されました。 この説教で私が言っていることに対して、先生は、“終わりの時の教会はこのことを三倍考えてみなければならない”と言われたのです。

“・・・ひとりも悟る者がいない。しかし、思慮深い人々は悟る”(ダニエル書12:10)。

今は終わりの時なのです。 あなた方にとって、救われるのがすぐに手遅れになるでしょう。 聖書は繰り返しその警告を与えています。 あなた方が救われる確かな時は今なのです。 お願いですから、まだ時間がある内にイエスに来なさい。 お願いですから、大いなる苦難の内に十字架にはりづけになり、あなた方を罪から清めるために、彼ご自身の御血を流された彼を仰ぎ見なさい。 遅くしてはだめです。彼に来て、彼を信頼しなさい。 今、今夜そうしなさい!

もしイエスを信頼することについて、私達と話がしたいのであれば、今席を立ってこの集会場の後ろへ移りなさい。 ケイガン先生がカウンセリングと祈りができる静かな部屋へ案内します。 もし真のクリスチャンになりたいのであれば、今集会場の後ろに行ってください。 チャン先生、今晩、誰かがイエスを信頼し救われますことを祈ってください。 アァメン。

(説教終了)
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これらの説教文書はコピー権で守られていませんので、ハイマーズ博士の許可無く使用
できますが、ハイマーズ博士の全てのビデオメッセージはコピー権で守られており、許
可無く複製・使用はできません。

アベル・プルードホーム氏による説教前の聖書の朗読:マタイの福音書第25章1-13節。
ベンジャミン キンケイド グリフィス氏による説教前の独唱:
“I Wish We’d All Been Ready” (by Larry Norman, 1947-2008).

要 綱

教会がまどろみ、冷淡である原因

(この世の最後の時の教会、その一)

R. L. ハイマーズ Jr. 神学博士 著

“悪者どもは・・・、ひとりも悟る者がいない。しかし、思慮深い人々は悟る”(ダニエル書12:10、新改訳)。

(ダニエル書12:8, 9, 4;
コリント人への手紙第2:14;ヨハネの福音書16:13)

I.      最初に、聖書はこの世の終わりの時の教会のまどろみを預言している。
マタイの福音書24:12, 14, 3;25:2, 5, 6;
ヨハネの黙示録3:15-18。

II.    次に、聖書は、終わりの時にクリスチャンの愛は冷めることを預言している。 マタイの福音書24:12; ヨハネの手紙第一3:14。