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迫ってきている神の怒りから逃れよ―
ジョージ・ホィットフィールド牧師の説教からの応用

R. L. ハイマーズ、Jr. 神学博士 著

FLEE FROM THE WRATH TO COME – ADAPTED FROM A SERMON
BY THE REVEREND GEORGE WHITEFIELD, M.A.
by Dr. R. L. Hymers, Jr.

ロスアンゼルスのバプテストタバナクル教会にて
2010年7月25日、主の日の晩の説教

“「迫ってきている神の怒りから、おまえたちはのがれられると、
だれが教えたのか”(マタイによる福音書第3章7節)。

これは、1753年スコットランドのグラスゴーにて、偉大な伝道者ジョージ・ホィットフィールドが説教した一つを、応用し編集したものです。

“迫ってきている神の怒りから、おまえたちはのがれられると、だれが教えたのか”(マタイによる福音書第3章7節)。

これらの言葉は、神の御子の先駆者であったバプテスマのヨハネによって宣べられた短い説教の一部分です。 彼の説教を聞いた何人かの人達は、自分達の良心にこれらの言葉が突き刺さりました。 なぜなら、彼らは“自分の罪を告白し、ヨルダン川でヨハネからバプテスマを受けた”(マタイによる福音書第3章6節)と、聖書に書かれているからです。 しかし彼の説教を聞きにやってきた群衆を眺めると、そこには予期していなかった人達を彼は見かけました。 聖書にはこのように書かれています、

“ヨハネは、パリサイ人やサドカイ人が大ぜいバプテスマを受けようとしてきたのを見て、彼らに言った、「まむしの子らよ、迫ってきている神の怒りから、おまえたちはのがれられると、だれが教えたのか”
       (マタイによる福音書第3章7節)。

パリサイ人やサドカイ人達は、当時の形式論主義者達でした。 彼らの頭脳には宗教に関する多くの思考がありましたが、彼らの心の内は全くそうではありませんでした。 彼らは独善的であり、すでに十分に自分達は正当であると考えていました。 彼らは、好奇心でバプテスマのヨハネを聞きに来たように思われます。 ヨハネは彼らの堕落した心を見抜きました。 ですのでヨハネは彼らを、“まむしの子ら”と呼んだのです。 そして彼は彼らを見て、“迫ってきている神の怒りから、おまえたちはのがれられると、だれが教えたのか”と言ったのです。 神の御名により、何があなた方をここに来させたのでしょうか? 何故あなた方は、私のような貧弱なバプテストの説教者の話を聞きにやって来たのでしょうか? この世の多くの人達の中から、あなた方が私の説教によって警告させられる為に、どのようにしてやって来たのでしょうか?

これら言葉は、ヨハネによって最初に説教されたものです。 しかし今晩、それらの言葉はあなた方の何人かにも同じように適用されます。 “迫ってきている神の怒りから、おまえたちはのがれられると、だれが教えたのか”(マタイによる福音書第3章7節)。

I. 最初に、迫ってきている怒りがあり、それがどうのようなものかを、私はあなた方に示します。

私は、あなた方に地獄というところを公開し、そこがどうのようなところなのかを示します。 地獄などは存在しないと断言している人がいる事を、私は承知しています。 しかし聖書は明白に、神の怒りが迫ってきている事を語っています。 この怒りとは何なのでしょうか? それは死に対する罰、そして観念、感覚に対する罰である、という昔のプロテスタントの学者達の言葉を通して私は答えます。 死に対する罰とは、良心の自己非難による苦痛などにあります。 キリストが生まれる以前の古代の異教徒達にも、そのような事は理解されていました。 たとえば、川岸にはりつけにされ、ハゲワシによって彼の肝臓が食われたという、当時の極悪な罪人であったプロメテウスの極刑が思いだされます。 ハゲワシが彼の肝臓を食い尽くすと、すぐに彼の肝臓は再生してきたのです。 彼は、恐ろしい鳥により彼の肝臓が絶え間なく食いちぎられる状態でそこにはりつけにされました。 このことは神が彼らに示された事のほんの一部であり、彼らには、“地獄では蛆が尽きることも、火が消えることもない”(マルコによる福音書第9章44節)という、尽きる事のない蛆について、彼らは多少なり理解していました。 

“差し迫った神の怒りをのがれると”(マタイによる福音書第3章7節)。

地獄など存在しないと言っている人達がいるのは知っています。 彼らは、それは死んだ後の単なる邪悪な良心であると言うでしょう。 しかし邪悪な良心とは何であるか知っていますか? あなた方以上に思慮分別に富む人が、“心の痛むときは、だれがそれに耐えようか”(箴言第18章14節)と言いました。 もし地獄がないとしても、自己非難をする良心があります。 それはあなた方を十分に恐れさせないでしょうか? 自分の苦痛を生み出した張本人であるが為に、自分自身を永遠に非難し罪に定める人は、極悪的な体験をするでしょう!

以前、非常に有名な人が死を宣告されました。 私は彼が死刑執行へと連れられていくのを見ました。 彼が“さよなら”と彼の妻、彼の母親そして彼の友人に言った時、自分をこのような恐ろしい最後に追い詰めたのは、自分の不正によるものであった、と彼は泣き叫びました。 そして、それが絞首刑へと定められた人の思いであるならば、地獄へと定められた人達の思いはどのようなものでしょうか?  

キリストは、金持ちとラザロについて話されました。 金持ちは天国にいるラザロを眺め、“わたしはこの火炎の中で苦しみもだえています”(ルカによる福音書第16章24節)と叫びました。 これは死に定められた人の苦痛の一部であろうと私は思いました。 彼らは自分達が拒否したキリスト、そして彼らが失った天国を眺めるでしょう。 これが、昔の学者達がみなした死による罰です。

“迫ってきている神の怒りから、おまえたちはのがれられると”
       (マタイによる福音書第3章7節)。

しかしまた、身体で感じる感覚の罰も存在します。 良心による苦悩と共に、身体を苦しめる実際の火が存在する事が聖書で明白にされています。 救い主が言われたように、蛆が尽きることがなく、火が消える事のない、地獄へ行くよりも、片手だけで、あるいは片方の目だけで天国に行く方が益しであると私は思います。  

エホバの証人は、地獄は、苦しみが永遠に続くところである事を拒否しています。 キリストは、“永遠の火にはいってしまえ”(マタイによる福音書第25章41節)と言われました。 ですからそれは、死の直後に来るだけでなく、常に持続する“神の怒り”なのです。 従って何百万年も罪に定められた人達は、“未だに続く神の怒り”と叫ぶでしょう。 

神の怒りは常に持続するのでしょう。 そして、その金持ちは炎の中で、それらの黒い火炎の中で、苦しみ、決して耐えることなく、消える事のない苦しみの中にいると口にしました。 彼は自分の兄弟がそこに来る事を望みませんでした。 彼は、“私は彼らの兄である。 自分は彼らにとって良くない模範だった。 もし自分の兄弟達がここに来るならば、すでに十分に激しいと思うのだが、自分の苦しみは五倍ほどにも激しくなるであろう”と思いました。 これは、牧師達にとって、考えるにはあまりにも恐ろしい主題です。 私がその主題について考えると、私の身体に冷たい血が流れるのを感じます。 しかし罪人には、その事を告げなければならないのです。 バプテスマのヨハネはその事について話しました。 キリストもその事について話されました。 ですから私もその事について話さなければなりません。 

“神の怒りから、おまえたちはのがれられると”
       (マタイによる福音書第3章7節)。

II. 次に、あなた方が神の怒りから逃れることを、神はどのように警告しているかを示します。

最初に、神は生まれつき持っている良心の苦痛を通して警告されます。 中には自分達の良心の感覚を抑圧しようとする人達もいます。 神が、私の心に働き始められた時、私は自分の良心を聞くまいと努めました。 しかしそれは、私が夜寝る時にも私を悩まし、それを私が望もうと望むまいと、私を苦しめました。 神はしばしば自分達の良心を通して警告されます。 もしかしたら、今晩ここにひそかな罪を犯した人がいるのではないでしょうか―そして、その罪を隠そうと慎重ではあったけれども、あなた方の良心は、“あなた方がそれを持続するならば、地獄に行くであろう”とあなた方にささやかなかったでしょうか? それゆえ、神は私達の生まれつき持った良心を通して私達に警告します。 あなた方若い人達は、特にあなた方の良心の声に耳を傾けるべきで、神はそれを持って、迫ってきている神の怒りから逃れるようあなた方に警告しているのです。

神が、私達の良心を通して私達に警告するように、神は御言葉でもって私達に警告します、特に、御言葉の説教を通してです。 ある人達は、説教を覚えていようがいるまいが、全く関心を払いません。 しかし、神は、あなた方が今まで注意を払わずに聞いた全ての説教を、聖書に書かれました。 バプテスマのヨハネは、“迫ってきている神の怒り”を人々に警告するために送られてきました。 全ての真の説教者達は、彼を例えとして、説教をするよう使命を受けています。 あなた方に警告することは、私達の仕事です。 もしあなた方の家の近くに火災が発生したならば、私が声高にあなた方に、火事から逃げなさい、と言ったとしてもあなた方は決して怒らないでしょう。 信仰心のある説教者達は、そうすべきなのです、なぜなら、地獄の火炎は迫っています、そして、もしキリストに逃れないのであれば、あなた方は間違いなくその火炎の中で苦しむことになるのです。

神が御言葉でもってあなた方を警告しているように、彼は御霊でもってもあなた方を警告しています。 あぁ、神の御霊があなた方の内で働かれ、今晩あなた方に警告されるように! もし、神が御霊を送られあなた方の魂に今夜語られないならば、私の今晩の説教は、ただ死体に話しかけ、骸骨に警告をするように、あなた方に話すことになるでしょう。 あなた方を罪の悟りに置かれる神の御霊が来ないならば、私があなた方に話すこと、そして出来ることは何もありません。 神が今晩あなた方の魂に語りかける時、あなた方は神の御霊を蔑ろにしないよう、私は祈ります。

“迫ってきている神の怒りから・・・だれが教えたのか
       (マタイによる福音書第3章7節)。

誰があなた方に警告しているのでしょうか? 何故、あなた方の良心はあなた方に警告しているのでしょうか! 何故、神の御言葉はあなた方を警告しているのでしょうか! 何故、神の御霊はあなた方を警告しているのでしょうか!

III. 最後に、迫ってきている怒りから、あなた方は誰に逃れるべきなのかを示します。

さて、私は福音のことばを説教しましょう。 私が今までに言った全ての事は、あなた方がイエス・キリストの福音の説教を聞くよう準備するためでした。 迫ってきている神の怒りから逃れることは、あなた方はキリストがあなた方を罪の罰から救うことが出来ることを信じていることを示唆しています。 そして、私はあなた方に警告しますが、キリストが、あなた方がそこへ逃避するところで、迫っている神の怒りとは、私は警告しますが、あなた方がそこから逃避すべきところなのです。

私はかって一度に、一千五百人の若者に説教しました。 私が彼らに説教するとき、彼らの両親は彼らのために手を合わせ祈りました。 ある人達は覚醒しました。 あなた方両親にお願いします、聖書を彼らに読んで上げなさい、そして彼らのために祈りなさい。 私達がもつ伝道集会の間、彼らに注意を払いなさい。 その間、彼らはテレビをみたり、インターネットを使わないようにしなさい。 彼らが、クリスチャン文学の本を読み、自分の回心のために祈るようにさせなさい。

あなた方、若い男性よ、迫ってきている神の怒りから逃れなさい。 私があなた方の年代のころ、自分の魂にあまり注意を払いませんでした。 しかし、神は私がそのままでいる事を止めさせました。 主が同様にあなた方にもされるように。 若い人達よ、私に怒ってはいけません。 あなた方が永遠の中にいるとき、決して私に起こらないことを知っています。 あなた方は、私の警告を聞かなかった事で自分自身に怒りをぶつけるでしょう。 若い人達よ、あなた方は健康と強靭さを悪魔に売るのですか? あなた方は、御子をあなた方の贖いのために送られた神に対して感謝をしないままなのですか? あなた方の中で、これをこのままにして、後にそうすることを考えている人達がいるのを知っています。 あなた方は、そのままでいるのですか? 一人の若者が、自分は死ぬ、そのときに回心します、と言った若者がいます。 しかし、彼はその三時間後に、回心をしないままで死にました。 同じことがあなた方に起こらないと、どうして言えるのですか? 神のために、若者達よ、自分の生活から逃れなさい。 神があなた方を諦める前に、迫ってきている神の怒りから逃れなさい。 さもないと、あなた方は決して消えることのない火炎の中に送られるのです。 私が説教したある若者は、回心しないままで家に帰りました。 そして真夜中になる前に死体と化したのです。 あなた方は、このことがあなた方に起こらないとどうして言えるのですか?

あなた方、若い婦人達の中で、誰が自分の魂を蔑ろにしているのですか、私はあなた方に、迫ってきている神の怒りから逃れなさい、と警告をします。 悪魔はあなた方に、昔の友達のところへ戻りなさい、と誘惑するのを私は知ったいます。 しかし、聖書はこう言っている事を思い出しなさい、“・・・世を友とするのは・・・自らを神の敵とするのである”(ヤコブの手紙第4章4節)。 私達は、あなた方がそれに対抗するよう警告する真の友人です。 そして、あなた方を罪の世界へ戻るよう勇気付けるあなた方の友人は、真の敵なのです。 それゆえ私は、神の御名においてあなた方に警告します、迫ってきている神の怒りから逃れなさい、と。

今が、受け入れるときです、今が救いのときなのです。 私はあなた方全ての人が、迫ってきている神の怒りから逃れてほしいのです。 あぁ、神よ、私達の内で、ある者は地獄へ下り、ある者は天国へ上げられる、何と言う別れでしょうか。 あなた方は地獄へ行きますか? そこでは永遠に尽きない火炎の中で苦しむのです。 地獄はあなた方を待っているのでしょうか? あなた方は、相続権を一杯のスープのために売ったエサウのように、振舞うのですか? あなた方は、神の招待を蔑ろにするほど、愚かなのでしょうか? 聞きなさい、キリストは、あなた方の罪の贖いのために死に、あなた方の義のために復活されたのです。 あなた方は聞かずに、このまま生き、回心をしない状態で死ぬのでしょうか?

私は多くの年月、死を待っていますが、もし今晩あなた方の一人をイエスに逃れさせる事が出来るのでしたら、天国へ行く時間を延ばされても構いません。 あぁ、私と一緒に来なさい。 イエスへ逃れなさい。 私は、イエスに逃れる事をあなた方に命じます。 さばきは来ます。 さばきがそんなにも早く来るかを考えてみなさい。 もしあなた方が、イエスに逃れて、迫っている神の怒りから救われていないならば、死んだ後では手遅れなのです。 神の御名において、あなた方は何故逃れないのですか? いつか逃れます、とあなた方は言うかもしれません。 神の御名において、何故今晩、逃れないのですか? こう祈りなさい、“主イエスよ、迫ってきている神の怒りから逃れられるよう助けてください。 主イエスよ、私をあなた様に逃れさせ、あなた様の御血でもって私を罪から洗い清めてください。 あなた様と永遠に生きるでしょう”。 主が、あなたの祈りを聞かれ、そうされますように。 アーメン。

(説教終了)
ハイマース博士の説教は毎週インターネットでご覧になれます。
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クレイトン L. チャン医師による、説教前の朗読:ルカによる福音書第16章19-26節
ベンジャミン キンケイド グリフィス氏による説教前の独唱:
“Eternity” (by Elisha A. Hoffman, 1839-1929).

要 綱

迫ってきている神の怒りから逃れよ―
ジョージ・ホィットフィールド牧師の説教からの応用

R. L. ハイマーズ、Jr. 神学博士 著

“「迫ってきている神の怒りから、おまえたちはのがれられると、
だれが教えたのか”(マタイによる福音書第3章7節)。

(マタイによる福音書第3章6節)

I.   最初に、迫ってきている怒りがあり、それがどうのようなものかを、
私はあなた方に示します。マルコによる福音書第9章44節;
箴言第18章14節;ルカによる福音書第16章24節;
マタイによる福音書第25章41節。

II.  次に、あなた方が神の怒りから逃れることを、神はどのように警告し
ているかを示します。マタイによる福音書第3章7節。

III. 最後に、迫ってきている怒りから、あなた方は誰に逃れるべ
きなのかを示します。ヤコブの手紙第4章4節。