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オバマ大統領は、イエス・キリストについて
どんな事を信じているのか?

R. L. ハイマース、Jr. 神学博士 著

WHAT DOES PRESIDENT OBAMA BELIEVE
ABOUT JESUS CHRIST?
by Dr. R. L. Hymers, Jr.

ロスアンゼルスのバプテストタバナクル教会にて
2008年11月9日、主の日の朝の説教

私の母親は、誰よりもはるかに私の人生に大いなる影響を及ぼした人でした。 彼女は、全ての人種は尊重され、平等権を与えられるべきである事を信じるように、私に幼少の頃から教えてくれた、自由主義者で、人種間の平等を信じる闘士、オールド・ファッションのフランクリン・ルーズベルトを支持する民主党員でした。 今でも、心髄に渡って私はそれを信じています。 ですから、私は50年間、ロスアンゼルスの街中で、多くの人種の人達に向かって説教をしているのです。 私の教会は五つの人種の集まりで成り立っています。  私の説教は、インターネットを通して、アラビア語、インドネシア語、タガログ語(フィリピン)、スペイン語、中国語、韓国語、日本語、ロシア語、そして英語の九つの異なる言語を話す人々に向かって話されています。 私の説教は、アフリカの幾つかの諸国を含めた、世界中の六つの大陸で読まれています。 私の母からの影響が、自然と私に、バラック・オバマのような聡明で、雄弁な人を大統領として支持するようにさせました。 事実、彼が火曜日のアクセプタンス(選挙戦勝利宣言)のスピーチをした際に、涙が流れてきました。 私が神に、彼を守ってくださるように祈っていた際、ついに私達が黒人の大統領を持つ事に、誇りを感じました。 エブラハム・リンカーン大統領は、火曜日の夜の彼のアクセプタンスのスピーチを聞いて喜んだ事でしょう。 

テレビでは、観衆の中に立ち、涙を流しているジェシー・ジャクソンが写されました。 私はそれを見て、私自身、非常に心が打たれました。 その時に、白人系アメリカ人、黒人系アメリカ人、アジア系アメリカ人、そしてスペイン系アメリカ人としてではなく、私達が一つの国民となるよう私は祈りました。 単にアメリカ人として! 神の下に一つの国民として! では、立って、忠誠の誓いを唱えましょう。

私はアメリカ合衆国の国旗に、そしてその国旗が象徴する共和国に、神の下で一国として分かたれずに存立し、全ての人に自由と正義が約束されたこの国に忠誠を誓います。

そうです、私はオバマ大統領の為に祈りました。 しかし、私は彼には投票しませんでした。 私が彼を投票しなかった理由は、人種問題とは関係ありません。 しかし、私が彼を投票しなかったのは、私が人種の平等よりも更に大切であると見なしている問題点に関して、彼と同意しないからです。 オバマ大統領の妊娠中絶の要求権の所信が、私の彼への支持を不可能とさせています。 なぜかと言うと、私は、生きる権利を人種間の平等に優るものと見なしているからです。 なぜでしょうか? なぜなら人種間の平等は、私達が全ての人間の生命の神聖さを信じない限り、無益なものであるからです、独立宣言は、未だに真実です。

我らは以下の諸事実を自明なものと見なす。 すべての人間は平等につくられている。 創造主によって、生存自由、そして幸福の追求を含むある侵すべからざる権利を与えられている。

人種間の平等は、私達が、母親の胎内にいる黒人の子供達を含めた、全てのアメリカ人の生命それ自体に、“譲渡不可能な”、変更不可能な、改変不可能な、そして否認不可能な権利があることを信じない限り、無益なのです!

完全なる生存の権利に伴って、私はイエス・キリストを人種間の平等に優るものと見なしています、なぜなら、それは人種間の平等を可能にしたキリストの教えだからです。 キリスト無しには、民主制はあり得ず、そして民主制無しには、人種間の平等なるものはあり得ません。 私達全てはキリストによって平等とされました。 ですから、キリストが人種間の平等の上に優るのです、なぜなら人種間の平等は、キリスト、そして彼の教えから来たものだからです。 

キリストは、アメリカそのものを含めた、全てのもの以上に重要な方です。 彼は全ての主であるか、もしくは何の主でもないのです。 そしてそれは、どんな批判が私個人にもたらされようとも、私がキリストを擁護し、そして彼を公に宣言する事は、私がキリストを、私の国、私の人種、生活にかかわる全てのもの以上に重要なものと見なしているからです。 私のキリストへの忠誠は、20年以上もバラック・オバマが会員であった教会への批判から、私を開放させます。 そして私のキリストへの忠誠は、オバマの長期間の牧師、ジェレミア・ライト博士(Dr. Jeremiah Wright)の誤った見解を私が批判する事を可能にさせます。

私をよく知っている人達はこれからの説教が人種的偏見から生じたものではなく、イエス・キリスト、歴史の主そして人類の救い主への私の忠誠からである事を知るでしょう。 マタイによる福音書第22章41-42節からの私達のテキストを開いて、たって私と一緒に神の言葉を朗読してください。

“パリサイ人たちが集まっていたとき、イエスは彼らにお尋ねになった、「あなたがたはキリストをどう思うか。だれの子なのか」。彼らは「ダビデの子です」と答えた”(マタイによる福音書第22章41-42節)。

着席してください。

イエスの時代のパリサイ人達は正統派のユダヤ人でした、 彼らは聖書を信じていました。 彼らは神を信じていました。 彼らは救い主が戻って来られる事をも信じていました。 イエスが彼らに、「あなたがたはキリストをどう思うか。 だれの子なのか」とお尋ねになった時、彼らは部分的に正しく答えました。 そのテキストの“キリスト”という言葉は、後にくる贖い主“メシヤ”というギリシャ語の相当語です。 イエスは彼らに、メシヤについてどう思うか、そして彼は“誰の子なのか”と聞かれました。 彼らの答えはいくぶん正しかったのです、なぜなら彼らはメシヤは、“ダビデの子”であろうと答えたからです。 これは、あとに来るキリストはダビデの子孫であろうと言う事の古代の言い方でした。 ですからこれらのパリサイ人達は部分的に正しかったのです。 なぜなら、私達がマタイによる福音書第1章1節から17節の家系で知るように、イエスはダビデの子孫だったからです。 しかし彼らはイエスを神の御子と認めなかったので、彼らは一部分だけ正しかったのです。

聖書のイエスは、人であり神でした。  肉体的には、彼は“ダビデの子”であるユダヤ人です。 しかし彼はより優れた方でした。 彼は神の御子でもありました。 ですから、聖書のキリストはユダヤ人の身体を持って地上に来られ、肉体を備えられた神なのです。 キリストは神の御子であり、また人の子でもあるのです。 それが聖書のキリストです!  彼は人でありそして神でもある、一人のお方なのです。 それが歴史なるそして聖書のキリストです。 

しかし今日、パリサイ人達以上にキリストについて真実から程遠い、“クリスチャン”と自称している教会の説教者達がいます。 彼らはキリストの人種に関しての真実を理解していません。 私達が今日“人種”という言葉を聞くのを嫌っている事は知っています。 しかし、時にはその言葉を聞く必要があります。それが主イエス・キリストに適用する時には、特にそうです。

イエスは私達に、“にせキリストたちや、にせ預言者たちが起って”(マタイによる福音書第24章24節)と警告されました。 今日の“偽の預言者たち”の一人が、20年以上も大統領として選ばれたバラック・オバマの牧師であった、議論の余地のある説教者、ジェレミア・ライト博士です。 ライト博士の信じるキリストは、イエスが私達にこの世の最後に宣言するであろうと警告された“偽のキリストたち”の一人である事には、疑問はありません。  

私は選挙以前に何度も、テレビで放送されたライト博士の説教の一部を聞きました。 マスメディアは、彼が白人についての悪口を言った言葉の幾つかを取り上げました。 その部分については特に、私は気にはなりませんでした。 50年以上も説教者を務めているからには、私は彼が少なくともある程度正しいことを言ったことに同意しなければならないでしょう、なぜなら今日、多くの白人達は、非常に邪悪だからです。 またライト博士は、神がアメリカを裁いておられる様な事も話しました。 それについても、特に気にはなりませんでした、なぜなら、私自身も、神が罪のゆえに、アメリカを裁いている事を信じるからです。 ジョン・ライス博士(Dr. John R. Rice)は、1943年の、第二次世界大戦の期間に“America Gets Back Her Scrap Iron”と題した説教をしました。 ライス博士は、アメリカは彼らの罪の為に裁かれていると言いました。 多くの説教者達は何年間もこのテーマについて説教していました。 

ジェレミア・ライト博士が私を悩ませた要点は、多くの白人の邪悪さについて言った事ではありません。 私を悩ませたのは、キリスト自身についての彼の見解でした。 私はライト博士が、イエスは黒人であり、ヨーロッパ系の白人のローマ人によって迫害されたという事を聞きました。 彼がテレビでそのように言うのを聞いた時、私は大声で“それは正当ではない! それは真実のキリストではない!”言いました。 私がそう言ったのは、キリストはヨーロッパ系の白人によって迫害された黒人ではなかったからです。 それは、聖書が真のキリストについて教えている事ではありません。 新約聖書のどこにも、主イエス・キリストが黒人であった事は語られていません。 そのようなことは聖書の中にはありません!

マスメディアの人達は、ライト博士を“狂った人”のように描写しています。 しかし、彼らは、間違えています。 彼は“ただの変わり者”ではありません。 キリストに関してライト博士が説教をしている事は、彼が卒業した俗に“主流”と自称している[自由主義の]神学校で教えられています。  

ライト博士は、超左翼系であるが、神学的な訓練の為の“主流”の神学校へ通いました。 彼は、ニューヨークにあるユニオン神学校で長期間教授であった“黒人自由主義、”神学者、ジェームス・コーン博士(Dr. James H. Cone)の書物を学びました。 そのように、ライト博士は“イエスが白人系ヨーロッパ人によって迫害された黒人であった”という事を学びました。 マーガレット・タレブ(Margaret Talev)によるマックラッチー新聞(McClatchy Newspapers)の記事は、このように書いています、

      イエスは黒人である。マルクス主義[共産主義]をクリスチャンの福音と合流することで、未来へのよりよい方向を示すであろう。アメリカの白人の教会は、反キリストである・・・。
       それらは、バラック・オバマの属する教会、クライスト・トリニティ・ユナイテッド・チャーチの心髄なる神学を描写した、人を怒らせるような教えの幾つかである・・・。
       ライト氏は[彼の]哲学的な基盤は、1960年の公民権運動の苦闘から影響された近代黒人自由主義神学運動を設立したジェイムズ・コーンの業績であると言っている。 特に影響を及ぼしたのは、1969に行ったコーンの“黒人神学と黒人の力”のセミナーであった・・・。[ライト氏の]教会は、イエスが黒人であったと言う見解を容認している。 それは歴史的に、南アフリカから、中南米諸国、そして中東に渡る、左翼系社会主義と外交政策を擁護している・・・。
       オバマ氏は・・・彼が20代の後半に自治体の幹事として働いていた時に、トリニティ教会に加入した(“オバマの教会は論議の余地のある教えを強いっている”マーガレット・タレブ著、マックラッチー新聞に寄稿、2008年3月20日:www.http://www.mcclatchydc.com/227/story/31079.html)。

ジェレミア・ライト博士は、世俗のメディアによって伝えられたような、ただの“変わり者”ではありません。 彼は、ハワード・ユニバーシティで1968年に学士号、そして1969年に英語学で修士の学位を得ました。 彼はシカゴ神学大学からも修士の学位を得ています。 そして彼は、オハイオ州のデイトン神学校から牧師の博士号(1990年)を保持しています。 ライト博士は、名声のあるロックフェラー・フェローシップも受けており、そしてコールゲイト大学、バルパライソ大学、ユナイテッド神学校、そしてシカゴ神学校などから7つの名誉博士号を保持しています。 彼はまた2008年1月にシンプソン大学により、“著名な人”としてライス博士を表彰するカーバー勲章が授与されました。 そしてライス博士は、様々な主題に関して14冊の出版書の著者でもあります。 ライス博士はシカゴ神学校(Chicago Theological Seminary)、ギャレット福音神学校(Garrett Evangelical Theological Seminary)、またその他の教育学会等の教授も務めています。 彼は、幾つか他の宗教そして都市の団体などの部局また委員会の、名声のある位置も保持していました。 保守主義、そして自由主義の両方共の世俗のメディアは“変わり者”として彼を呼びました。 しかし彼らは間違っています。 彼は高度な教育を受け、また非常に尊敬された牧師です。 “ただの変わり者”としてのメディアによる描写は、彼の多くの業績の観点からして、まったく不当であるように私には思えます。 しかし、ライト博士が、ニューヨークにある極左のユニオン神学校の黒人自由主義神学者、ジェイムス・コーン博士から学んだ、今日の彼の説教にも普及している、聖書に沿わない教えよりもむしろ私は聖書に対して忠実でなければなりません。 コーン博士の書物は、ジェレミア・ライト氏に、彼が未だに信じ、説教している黒人解放神学説を教えたのです。 しかし聖書は、コーン博士の書物がジェレミア・ライトに信じるように教えた、イエスが黒人ではなかったという事を明白にしています。 キリストは“ダビデの子”であったというその点においては、パリサイ人は正しかったのです(マタイによる福音書第22章42節)。 そしてジェレミア・ライト博士が、キリストは黒人であると言うその事はまったく間違っています。 キリストは黒人でも白人系ヨーロッパ人でもありません。 彼は“肉によれば”(ローマ人への手紙第1章3節)ユダヤ人なのです。

“しかし、時の満ちるに及んで、神は御子を女から生れさせ、律法の下に[ユダヤ人として]生れさせて、おつかわしになった。 それは、律法の下にある者をあがない出すため、わたしたちに子たる身分を授けるためであった”(ガラテヤ人への手紙第4章4-5節)。

メディアの人達はこの神学的な誤りについて理解しませんでした、なぜなら、彼らの多くは、聖書について、また、自由主義プロテスタントの神学論について、まったく無知だからです。 それゆえ、彼らは、キリストが誰であるのかというより大事な点に注意を払うのではなく、白人の罪に関する彼の意見に焦点を置くのです。 イエスは、こう言われました、

“イエスは彼らにお尋ねになった、「あなたがたはキリストをどう思うか。だれの子なのか」。彼らは「ダビデの子です」と答えた”
       (マタイによる福音書第22章41-42節)。

ライト博士のイエスは黒人であると言う信念は、キリストが誰であるかと言うことに関して、キリストを最終的に彼の受難へと審議にかけた、それらのパリサイ人達よりも、彼は更に邪悪な状態にいるのです。 そしてまた、私は次の大統領が、20年間以上もライト博士の教会の会員であったと言う事、そしてライト博士のキリストについて誤った見解の説教を聞いたという事に悩まされました。 バラック・オバマ大統領は20年間、“イエスは黒人であり、ヨーロッパの白人系ローマ人によって迫害された”という説教を聞きました。 ですから聖書に基づいて、私は、バラック・オバマ氏はライト博士の教会で、ほぼ彼の成人の人生間、“偽のキリスト”に関しての説教を聞いていたと述べなければなりません。 オバマ氏は、ライト氏の教会に時折出向いたのではありません。 彼と彼の家族は20年間数えきれないほどの日曜日に通っていた、教会の会員でした。 大統領とオバマ夫人はライト博士によって遂行された儀式の下で結婚しました。 オバマ家の子供達はライス博士によって洗礼を受けました。 そしてライト博士はたびたびオバマ家を訪れ、家族ぐるみの友人とも見なされていました。 また記録は、大統領がライト氏の“黒人なるキリスト”についての多くの説教を聞いた事が示されています。

私は、このような観点を持ち出すことで、誰かが私を批判する事を承知しています、しかし、それは真実です、そして、神はイエス・キリストについての真実を説教するよう私に使命されました。 ですから私が受けるであろう批判にもかかわらず、20年間、ライス博士の説教を聞いた後に、バラック・オバマが疑いも無く、ニューヨークのユニオン神学校の黒人解放神学者、ジェイムズ・コーン博士からライト博士が学んだ黒人解放神学による“偽のキリスト”を信じている事を、私は述べなければなりません。 ですから、私は出来る限り力強く、バラック・オバマ氏が、ユダヤ人でありダビデの子孫である真のキリストではなく、むしろ誤った黒人のキリストを信じている事がほぼ確かである事を伝えなければなりません! バラック・オバマ氏はキリストについてどんな事を信じているのでしょうか? キリストが黒人であったという事に、未だにライト博士に同意しているかを、誰かがオバマ大統領に尋ねてみたらどうでしょうか? ニュースメディアの誰かが、オバマ氏がライト博士から学び、今日までもライト博士が説教をしている“解放神学論”の徹底した黒人なるキリストを、彼が信じているかどうか彼に答えるように尋ねてみてはどうでしょうか? 彼は“イエス”か“ノー”かを簡単に答えられるのではないでしょうか?  レポーターの誰かが、“あなたはキリストが人であり、ヨーロッパの白人系ローマ人によって迫害され、十字架につけられた事を信じますか? ‘イエス’か‘ノー’か答えてください”と彼に尋ねてみたらどうでしょうか? マスメディアは、キリストに関するオバマ氏の意見についての調査をアメリカの人々に対して義務付けられており、そしてそれらを公表する必要があるように思えます。

聖書は何度も何度も、イエス・キリストはユダヤ人であり、ダビデの子であり、黒人ではない事を様々な言い方で、そして多くの引用によって書いています。 ローマ人への手紙第1章1-4節を私と一緒に開いてください。 立ってそれらの4節を朗読して下さい。 

“キリスト・イエスの僕、神の福音のために選び別たれ、召されて使徒となったパウロから; この福音は、神が、預言者たちにより、聖書の中で、あらかじめ約束されたものであって、御子に関するものである。御子は、肉によればダビデの子孫から生れ、聖なる霊によれば、死人からの復活により、御力をもって神の御子と定められた。これがわたしたちの主イエス・キリストである”
       (ローマ人への手紙第1章1-4節)。

着席してください。

I. 最初に、キリストは肉体的にはダビデの子孫で、ユダヤ人であり、
黒人ではない。

ローマ人への手紙のこの章節は、イエス・キリストについて二つの事実を語っています。 最初に、第3節で、彼は“肉によればダビデの子孫から生れ”(ローマ人への手紙第1章3節)と言われています。1599年のジュネーブ聖書(1599 Geneva Bible)は、この節について、“人として具現され、ダビデの子孫として誕生された”と言っています。 ですから、彼が人間であるという観点から、キリストはダビデの子孫であり、ユダヤ人なのです。

イエスがサマリヤを旅されていた時、彼はヤコブの井戸に立ち寄りました。 サマリヤ人の女性が、水を汲みにその井戸へ来ました。 サマリヤ人はユダヤ人ではありません。 この理由のため、彼女は大変驚きました、なぜなら、イエスが“水を飲ませて下さい”(ヨハネによる福音書第4章7節)と言ったからです。 イエスの時代のユダヤ人は、サマリヤ人とは交際していませんでした。 特に、サマリヤの女性とは交わりはありませんでした。 イエスが、その女性が井戸水をくみ上げている時水を頼んだので、その女性は大変驚きました。 彼女はイエスにこう言いました、

“すると、サマリヤの女はイエスに言った、「あなたはユダヤ人でありながら、どうしてサマリヤの女のわたしに、飲ませてくれとおっしゃるのですか」。これは、ユダヤ人はサマリヤ人と交際していなかったからである” (ヨハネによる福音書第4章9節)。

彼女は、イエスが“人として具現され”たユダヤ人であったこと、そしてユダヤ人である事を大変明白にしています。

オバマ大統領の牧師は、知的で教育を受けた人です。 彼はこれらの説を知っています。 ではなぜ彼は、イエスは黒人であったと言うのでしょうか? 答えは簡単です。 ジェレミア・ライト博士が、ユニオン神学校で教授であった“黒人自由主義”神学者、ジェームス・コーン博士(Dr. James H. Cone)から学んだ“自由主義神学”は、歴史で語られているイエスを教えないからです。 彼らは歴史上のイエスは大事ではないと教えます、事実、彼らは歴史上のイエスは神話であると信じています。 よって、“神話的な”イエスは神話もしくはおとぎ話として説教されるのです。 イエスの“神話”は、圧迫感から自由にさせるために、異なった人種に応用できます。 ヒットラーは、白人であり、アーリア人であり、ユダヤ人ではないキリストを信じていました。 彼は聖書や歴史が語るユダヤ人のキリストを信じませんでした。 中国のリベラルな“Three-Self”教会は、中国人のキリストを説教しています。 スペイン系の自由主義神学者は、褐色のキリストを説教するでしょう。 そして、ジェレミア・ライト博士のようにある黒人の教会は、黒人のキリストを説教します。

しかし、聖書自体は、異なった人種間でそれにあった表現に変更可能な“神話的な”キリストを教えていません。 聖書のそして歴史上のキリストは、実際にイスラエルに住み、肉体的には実際のユダヤ人であり、また、全ての人類の真の罪のために、十字架ではりつけにされた、本当の人間でした! その方が、新約聖書で宣言されたイエスなのです。

“あなたはユダヤ人でありながら、どうしてサマリヤの女のわたしに、飲ませてくれとおっしゃるのですか” (ヨハネによる福音書第4章9節)。

“女はイエスに言った、「わたしは、キリストと呼ばれるメシヤがこられることを知っています・・・” (ヨハネによる福音書第4章25節)。

“イエスは女に言われた、「あなたと話をしているこのわたしが、それである」” (ヨハネによる福音書第4章26節)。

イエスはユダヤ人でス。イエスはメシヤです。 彼はキリストです。 彼は、本当にユダヤ人の女性から生まれた本当のキリストで、本当に彼の御血を流され、この地上の全ての人種の救いを可能にするために、全ての人類の罪を贖うために、本当に十字架で死なれた本当のキリストです!

“キリスト・イエス・・・肉によればダビデの子孫から生れ”
       (ローマ人への手紙第1章3節)。

“この人による以外に救はない。わたしたちを救いうる名は、これを別にしては、天下のだれにも与えられていないからである」”
       (使途行伝第4章12節)。

みつかいよ ふして主をかしこみ
   主をかしこみ
かむりをささげて
   ほめよ主を 主を
主を 主を 主を
   主なるイエスを

イスラエルびとよ
   ながやからも ながやからも
あがなわれたければ
   ほめよ主を 主を
主を 主を 主を
   主なるイエスを
(“みつかいよふして/All Hail the Power” by Edward Perronet, 1726-1792).

II. 次に、彼の死からの復活によって、キリストは神の御子であると
定められた。

ローマ人への手紙第1章3-4節を声を出して読んでください。

“御子に関するものである。御子は、肉によればダビデの子孫から生れ、聖なる霊によれば、死人からの復活により、御力をもって神の御子と定められた。これがわたしたちの主イエス・キリストである” (ローマ人への手紙第1章3-4節)。

1599年のジュネーブ・バイブル(1599 Geneva Bible)のローマ人への手紙第1章3節のメモ書きには、このように書かれています、

(まさにその構成要素であり福音の集大成である)キリストは、父なる神の唯一の御子であり、人として具現され、ダビデの子孫として誕生されたが、ご自分の神聖さと霊的状態を持たれ・・・万能の復活により、永遠に天の父の一人子である
       (ローマ人への手紙第1章3節のメモ書き)。

彼はダビデの子孫として“創造”されましたが、彼はいつも神の御子なのです。 それゆえ、私達のテキストは、彼は神の御子として創造されたとは言っていないのです。 むしろ、“死からの復活により・・・神の御子と定められた[示された、指摘された、証明された](ローマ人への手紙第1章4節)。

死からのキリストの身体のよみがえりは、彼を際出せた、そして彼が唯一の神の御子であることを証明した。 彼の死からの身体のよみがえりは、彼を際立たせ、彼を永遠の神の御子としているのである! これは、クリスチャン信仰の最も基盤となるものです。

死からのキリストの身体のよみがえりは、彼を際出せた、そして彼が唯一の神の御子であることを証明した。 彼は墓から起き上がった。 死からのよみがえりその一点が、彼を際立たせ、彼を永遠の神の御子としているのである! それは、クリスチャン信仰の最も基盤となるものです。

“すなわちキリストが、聖書に書いてあるとおり、わたしたちの罪のために死んだこと、そして葬られたこと、聖書に書いてあるとおり、三日目によみがえったこと” (コリント人への第一の手紙第15章3-4節)。

“このイエス[ユダヤ人]を、神はよみがえらせた。そして、わたしたちは皆その証人なのである”(使徒行伝第2章32節)。

"あなたがたが十字架につけたこのイエス[ユダヤ人]を、神は、主またキリストとしてお立てになったのである」"(使徒行伝第2章36節)。

マクギー博士は言いました、

彼は“死からよみがえることによって”ご自身が神の御子である事を示された。よみがえりは全てを証明した。彼を神の御子としたのは、復活である・・・彼は万能の力をもって死から復活された・・・よみがえられ、今現に天国において神の右座にいられる (J. Vernon McGee, Th.D., Thru the Bible, Thomas Nelson Publishers, 1983, volume IV, p. 647) 。

それが本当のキリストです! それが神の人なのです。

“御子に関するものである。御子は、肉によればダビデの子孫から生れ、聖なる霊によれば、死人からの復活により、御力をもって神の御子と定められた。これがわたしたちの主イエス・キリストである” (ローマ人への手紙第1章3-4節)。

イエスに来なさい。 彼の御血でもって、罪から洗い清められなさい。 神の御子に来なさい、そうすれば彼はあなたを救われるでしょう。 “しかし”とある人は言うでしょう、“もし、彼に来れば、多くの事を諦めなければなりません。” 若い宣教師であった、ジム・エリオット(Jim Elliot)の言葉を思い出してください。 彼は28歳の時にキリストのために殉教しました。 これがジム・エリオットの有名な言葉です、“彼は、失う事の出来ないものを得るため、保持する事の出来ないものを与えるほど賢い。” 来なさい、そして、あなた自身を、あなたの人生を、あなたの持っているもの全てをイエス・キリストに投げ出しなさい。

“御子に関するものである。御子は、肉によればダビデの子孫から生れ、聖なる霊によれば、死人からの復活により、御力をもって神の御子と定められた。これがわたしたちの主イエス・キリストである” (ローマ人への手紙第1章3-4節)。

みつかいよ ふして主をかしこみ
   主をかしこみ
かむりをささげて
   ほめよ主を 主を
主を 主を 主を
   主なるイエスを (“みつかいよふして/All Hail the Power” by Edward Perronet, 1726-1792).

(説教終了)
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クレイトン L. チャン医師による、大統領当選のオバマのための祈りと
説教前の朗読:テモテへの第一の手紙第2章1-3節。
ベンジャミン キンケイド グリフィス氏による説教前の独唱:
“Nobody Loves You Like Jesus Does” (as sung by George Beverly Shea, 1909-).

要 綱

オバマ大統領は、イエス・キリストについて
どんな事を信じているのか?

R. L. ハイマース、Jr. 神学博士 著

“パリサイ人たちが集まっていたとき、イエスは彼らにお尋ねになった、「あなたがたはキリストをどう思うか。 だれの子なのか」。彼らは「ダビデの子です」と答えた” (マタイによる福音書第22章41-42節)。

(マタイによる福音書第22章24-24節;
ガラテヤ人への手紙第4章4-5節;
ローマ人への手紙第1章1-4節)

I.   最初に、キリストは肉体的にはダビデの子孫で、ユダヤ人であり、
黒人ではない。最初に、キリストは肉体的にはダビデの子孫で、
ユダヤ人であり、黒人ではない。 ローマ人への手紙第1章3節;
ヨハネによる福音書 第4章7, 9, 25, 26節;使徒行伝第4章12節。

II.  次に、彼の死からの復活によって、キリストは神の御子であると定
められた。ローマ人への手紙第1章3-4節;コリント人への第一
の手紙 第15章3-4節;使徒行伝第2章32, 36節。