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二つの驚くべき預言

R. L. ハイマース、Jr. 神学博士 著

TWO INCREDIBLE PROPHECIES
by Dr. R. L. Hymers, Jr.

ロスアンゼルスのバプテストタバナクル教会にて
2008年9月14日、主の日の晩の説教

A sermon preached on Lord’s Day Evening, September 14, 2008
at the Baptist Tabernacle of Los Angeles

The Atheist’s Handbook無神論者のハンドブック)は、1961年に最初に、モスクワの科学専門学校によって出版されました。 共産主義者によるこの書物の第一の意図は、神が存在しない事を示す事でした。 この書物は、“多くの聖書の預言は、それらの予期された出来事が起こった後に、成されている”と書いています。 奇妙な事に、それは、私が1970年代の初期、リベラルな南部バプテスト神学校で正に教わった事です。 その書物で共産主義者が教えた事と同じ事を私達は教わったのです。 聖書の預言はそれらの出来事が起こった後に付け加えられた、と私達は教わりました。 しかし今晩、起こりえたであろう以前に、イエス・キリストによって成された二つの驚くべき預言を見てみましょう。

I. 最初に、ルカによる福音書第21章20節から24節、ユダヤ民族の離散、
そして祖国への復帰。

ルカによる福音書第21章20節から24節を開いてください。 立って神の御言葉を朗読しましょう。

“エルサレムが軍隊に包囲されるのを見たならば、そのときは、その滅亡が近づいたとさとりなさい。 そのとき、ユダヤにいる人々は山へ逃げよ。市中にいる者は、そこから出て行くがよい。また、いなかにいる者は市内にはいってはいけない。それは、聖書にしるされたすべての事が実現する刑罰の日であるからだ。その日には、身重の女と乳飲み子をもつ女とは、不幸である。地上には大きな苦難があり、この民にはみ怒りが臨み、彼らはつるぎの刃に倒れ、また捕えられて諸国へ引きゆかれるであろう。そしてエルサレムは、異邦人の時期が満ちるまで、彼らに踏みにじられているであろう”(ルカによる福音書第21章20-24節)。

着席してください。

では、この聖句にある三つの事柄に注意して下さい。 最初に、キリストはまじかな将来で起こりうる事を預言しました。 彼はこのように言っています、

“エルサレムが軍隊に包囲されるのを見たならば”
      (ルカによる福音書第21章20節)。

それは間もなくして起こりました。 キリストがこの預言をしたおよそ40年後に、ローマ軍のべスパシアヌス将軍は、彼の軍隊と共にエルサレムを包囲しました。 しかし、皇帝ネロが西暦68年に死んだ時、彼は皇帝となる為ローマへ呼び戻されました。  べスパシアヌスの息子ティトゥスは、2年後の西暦70年にエルサレムに戻り、その都市を転覆しました。 べスパシアヌスとティトゥスの包囲攻撃の間の2年間に、キリストの警告を信じた人達は、エルサレムから、彼らが保護されローマ人によって追放されるのを免れた、荒野の都市ペッラへと避難しました。 しかし、その他の都市は西暦70年にティトゥスに手中に堕ちました。 “歴史家ジョセパス(Josephus)によれば、ローマ人達は10万人以上のユダヤ人を捕虜とし、彼らをエジプトに連れて行き、そこで世界中の商人達に奴隷として売った”(The Tim LaHaye Prophecy Study Bible, AMG Publishers, 2000, note on Luke 21:24)とあります。

さて、二番目に気が付く事は、ルカによる福音書第21章24節にあります。 それはこのように書いてあります、

“彼らはつるぎの刃に倒れ、また捕えられて諸国へ引きゆかれるであろう”(ルカによる福音書第21章24節)。

バーノン・マックギー博士(Dr. J. Vernon McGee)はこのように語っています、

ユダヤ民族は散らされた。 ティトゥスは彼らを奴隷にした。 彼らはローマに巨大なコロシアムを建てた(J. Vernon McGee, Th.D., Thru the Bible, Thomas Nelson Publishers, 1983, volume IV, p. 342)。

それが、この預言“彼らは・・・また捕えられて諸国へ引きゆかれるであろう”(ルカによる福音書第21章24節)で気が付いた二番目の出来事です。 それは文字通り、西暦70年に起こりました。 ユダヤ人は世界諸国へと離散しました。 ケイガン先生のお祖父さんはウクライナから来ました。メリッサ・サンダースの祖先はロシヤから来ました。 私達の友人、デビッド・スターン博士の祖先はドイツから来ました。 ユダヤ人はアフリカ、アラブ諸国、そして更に中国、日本、また、その他の極東の国々へと散らされました。 この地上のほとんどの国々に、今日ユダヤ人が住んでいます。

キリストによる預言の三番目の箇所があります。それは24節の後半です、

“・・・異邦人の時期が満ちるまで”
      (ルカによる福音書第21章24節)。

聖書の注解者達は、通常、“異邦人の時期”の言葉に重点を置いていますが、彼らはしばしば“異邦人の時期が満ちるまで”(ルカによる福音書第21章24節)の後にでてくる更に重要な局面、すなわち、先々の将来に、ユダヤ民族がエルサレムに戻るという、正に驚くべきこの預言を軽視しています。 この預言でキリストは、ユダヤ民族が祖国に復帰する時の遠く先々の将来まで、彼らは“諸国”に離散するであろうという事を明白にしています。 そして、それは正に起こったのです。

1948年5月14日に、国際連合分割案の通りに、テルアビブの都市にイスラエル国家を布告しました。

新たなイスラエル国家の創立(1948年)の後、移民者の数は毎週何千もの割合で増加した。 イスラエル政府は、イスラエルに復帰する事を望む全てのユダヤ人の移民を許可する確定を何度も繰り返して宣言した(The American People’s Encyclopedia, The Spencer Press, 1954, volume 11, p. 409)。

ユダヤ人であり、自らもイエスの信者であったリチャード・ウォームブランド牧師(Pastor Richard Wurmbrand)は、このように述べています、

ユダヤ人達は、世界中に離散していながらも、彼らが本分を保って来たと言う事は独特である。ユダヤ人はどこにいても、彼らはユダヤ人である・・・。彼らの集団、もしくは世界をあまねく統治は無きにしろ、ユダヤ人はユダヤ人のままである。彼らは、特有な苦悩を通して、滅ぼす事の出来ない唯一の民族である。エジプト人、パロ家、アッシリア王族、ローマの皇帝、十字軍、宗教裁判官、そしてナチス等、彼らは、追放、亡命、捕虜、没収、拷問、そして何百万人にものぼる虐殺を行った―しかし、ユダヤ人はユダヤ人として留まった。神はこの地上の四方から、追放されたイスラエルの人々を召集し、ユダの離散した者達を集めると約束された(Richard Wurmbrand, Th.D., The Answer to the Atheist’s Handbook, Living Sacrifice Book Company, 2002 edition, pp. 137-138)。

そのように、まさしくそれが起こったのです! 誰もそのようなことを予想出来なかったでしょう。 誰もローマ帝国が没落することを予想出来なかったでしょう、しかし、ユダヤ民族が復帰する事は預言されたのです! 誰もカトリックの宗教裁判による拷問が盛衰することを予想出来なかったでしょう、しかし、ユダヤ民族が復帰する事は預言されたのです! 誰もヒットラーがヨーロッパを征服し、そして滅亡することを予想出来なかったでしょう、しかし、ユダヤ民族が復帰する事は預言されたのです! 確かに、誰も共産主義が世界の三分の一を征服し、“紙で作られた虎”のように没落し始めたことを予想出来なかったでしょう、しかし、ユダヤ民族が復帰する事は預言されたのです!

“彼らはつるぎの刃に倒れ、また捕えられて諸国へ引きゆかれるであろう。そしてエルサレムは、異邦人の時期が満ちるまで、彼らに踏みにじられているであろう” (ルカによる福音書第21章24節)。

The Atheist’s Handbook(無神論者のハンドブック)そしてリベラルな神学校の教授達が教えたように、その預言が、“預言された出来事が起こった後に”聖書に挿入された事はありえません。 キリストがこれを預言された後約1900年経った1948年まで、イスラエルへのユダヤ民族の祖国復帰は始まっていないのです!

II. 次に、背教とリバイバルが同時に起きている。
マタイによる福音書第24章3節、11節から12節、14節。

マタイによる福音書第24章3節を開いて下さい。 キリストは彼の弟子達と共にオリブ山へ行かれました。 弟子達がこのように尋ねた時、彼らはキリストと共にいました。

“あなたがまたおいでになる時や、世の終りには、どんな前兆がありますか” (マタイによる福音書第24章3節)。

彼らが尋ねた一つの前兆を示すのではなく、キリストは多くのしるしを彼らに与えました。 しかし現在まで起こる事は不可能であった、互いに反論しあうように思える預言、多くの昔の著者が同意する事の出来ない矛盾しているように思える預言、このような預言の二つに注意してください。 最初に、キリストは、背教が彼の再臨とこの世の終わりの前兆となるであろうと言われました。 11節と12節に注意を払ってください。 立って、マタイによる福音書第24章11節から12節を声を出して読んでください。 

“また多くのにせ預言者が起って、多くの人を惑わすであろう。また不法がはびこるので、多くの人の愛が冷えるであろう”
      (マタイによる福音書第24章11-12節)。

着席してください。

ジェイムズ・オー・コムズ博士(Dr. James O. Combs)は明晰で、聖書の預言を正しく理解している方です。 彼はルイジアナ・バプテスト・ユニバーシティ(Louisiana Baptist University)の学長で、The Tim LaHaye Prophecy Study Bible(ティム・ラヘイ・預言研究聖書)の副編集長です。 コウム博士は私達の教会の定款を書かれ、23年前に私達の教会が設立された最初の集会で話しをされました。 私は彼の預言的な聖句の知識を高く評価します。 マタイによる福音書第24章12節について、コウム博士はこのように述べています、

オリヴェト講演(Olivet Discourse)は次のように概略されるであろう:(1)この世の終わり・・・(マタイによる福音書第24章4-14節)(The Tim LaHaye Prophecy Study Bible, AMG Publishers, 2000, p. 1039)。

それは確かに間違いありません。 マタイによる福音書24章の4節から14節は、キリストの再臨とこの世の終わりに至る出来事の前兆です。

それは11節と12節を、今日のヨーロッパとアメリカの主要な教会での背教と活気の欠乏を預言している、正に興味を起こさせる境遇に置いています。 私はここ西洋の教会のこれ以上に正しい描写は思いつきません。 私は、キリストのこの預言で非常に悲しまされるけれども、クリスチャンと自称している人達が、聖書に背を向けている事は確かである事を私は知っています、なぜなら彼らは“多くを惑わす”“不法な預言者達”(マタイによる福音書第24章11節)を信じているからです。 これ以上明白にされた言葉があるでしょうか。 キリストが、“教会は悪くなる!”と言っている事を、12歳の子供でも理解できるほど、十分に明白にされています。 “教会は聖書の真実の多くを拒否していく。” それはマタイによる福音書第24章11節と12節で非常に明白です。

“また多くのにせ預言者が起って、多くの人を惑わすであろう。また不法がはびこるので、多くの人の愛が冷えるであろう”
      (マタイによる福音書第24章11-12節)。

これらの二つの節は、過去何世代を超えてヨーロッパやアメリカの教会で起こっている事を主に表していると言うコウム博士と同意見で、私は信じます。 誤った、回心のない説教者と神学学者は聖書で教えていない非常に悪質な異端、特にキリストの人間性に関しての異端、聖書の完全なる権威の拒否、そしてまた特に、私達の罪の為に十字架につけられたキリストによる贖い、そしてキリストによる偉大な使命(マタイによる福音書第28章19-20節)は、全てのクリスチャンに伝道することを命じているのではないといったような、多くのその他の異端を教会の中に持ち込んでいます。 ヘラルド・リンゼル博士(Dr. Harold Lindsell)によるThe Battle for the Bible (Zondervan, 1976)と題した本の中に、これらのこの世の最後の異端の多くを読む事が出来ます。

遡る事1887年に、偉大なスポルジョン(Spurgeon)は、この事がやって来るのを悟り、それについて彼の説教“The Blood Shed for Many.(多くの人達の為に流された血)”の中で話しました。 スポルジョンは、十字架でのキリストによる罪の贖いが、すでに1887年に攻撃された事を話しています。 彼はキリストの罪の贖いを断念している人達に対して、強く非難しました。 スポルジョンはこう語っています、

教会は、今日の異端による非常に道理に合わないおろかな者達の下に没頭されているが、私はキリストの贖いの真実のために立ち向かう(C. H. Spurgeon, “The Blood Shed for Many,” The Metropolitan Tabernacle Pulpit, Pilgrim Publications, 1974, volume XXXIII, p. 374)。

“教会は、今日の異端による非常に道理に合わないおろかな者達の下に没頭されている”、それは1887年にスポルジョンが言った言葉です。 それは25年後に、クリスチャンの根本主義として知られてきた、最初のときの声だったのです。 その通り、スポルジョンは間違っていませんでした。 神学の自由主義が現れました。 20世紀には、偉大なバプテストやプロテスタント宗派などは正に、“教会は、今日の異端による非常に道理に合わないおろかな者達の下に没頭されている”となっています。 レオナルド・ラベンヒル(Leonard Ravenhill)は、スポルジョンがその警告を発した百年後の1983年に次のような“ぞっとさせられる統計”を出しています。 

イエスの処女降誕を信じるか?
60%のメソジスト教会会員が“ノー”と言った。
49%の長老派教会会員が“ノー”と言った。
44%の米国聖公会会員が“ノー”と言った。

イエスは神の子であるか?
82%のメソジスト教会会員が“ノー”といった。
81%の長老派教会会員が“ノー”と言った。
89%の米国聖公会会員が“ノー”と言った。
57%の米国ルター派教会会員が“ノー”と言った。

聖書は神の霊感によって書かれた言葉であるか?
82%のメソジスト教会会員が“ノー”と言った。
81%の長老派教会会員が“ノー”と言った。
89%の米国聖公会会員が“ノー”と言った。
57%の米国ルター派教会会員が“ノー”と言った。

サタンは存在するか?
82%のメソジスト教会会員が“ノー”と言った。
81%の長老派教会会員が“ノー”と言った。
89%の米国聖公会会員は“ノー”と言った。
57%の米国ルター派教会会員は“ノー”と言った。

イエスは身体ごと死から甦られたか?
51%のメソジスト教会会員が“ノー”と言った。
35%の長老派教会会員が“ノー”と言った。
30%の米国聖公会会員は“ノー”と言った。
33%のバプテストは“ノー”と言った。
   (Leonard Ravenhill, Revival God’s Way: A Message for the Church,
      Bethany House Publishers, 1983, pp. 145-146).

これらの数字は、1887年にスポルジョンが、“教会は、今日の異端による非常に道理に合わないおろかな者達の下に没頭されている”と言った事が、正に間違っていなかった事を示しています。 

神学論の自由主義における結果として、プロテスタントやバプテストの教会はアメリカ、そしてヨーロッパなどで、次第に弱まり始めました。 もしわたしの結論が強固過ぎるように思われるならば、Back to the Bibleの理事である、ウッドロー・ロール博士(Dr. Woodrow Kroll)による彼の本、The Vanishing Ministry消滅している教会の奉仕)で書かれた下記の調査を考慮して見てください。

多くのアメリカの教会は健全ではありません。 80から85パーセントのアメリカの教会は停滞期[成長が止まっている]もしくは後退してます。

      アメリカの教会の数は減っている。1900年には、1万人のアメリカ人に対して、27の教会があった。 1985年には、この数があまりにも後退しており、報告するのも悲惨である。 現在では、1万人に対して、たったの12の教会しかない。 すなわち過去の数の半分以下である・/・・。
       現在閉鎖している教会の数を上げると、アメリカには6万6千以上の閉鎖された教会が ある。 他の6万2千の教会が現在牧師無しである。 3千5百から4千もの教会がアメリカでは毎年、閉鎖されている。
       1900年には、アメリカの人口の66パーセントが聖書に基づいた、伝道活動をする教会に属していた・・・。 にもかかわらず、2000年までには、教会に属しているアメリカの人口の33パーセントのみになるであろうと、予想されている。 [彼は正しい。 未だに存在している教会のほとんどが、わずかに、もしくはまったく伝道活動を成していません。 そして今日、保守的な教会であっても、非常にわずかな、福音を重視した伝道的な説教が成されていません。 彼らのほとんどが毎回の集会で“クリスチャン達”に教えています。 福音の説教はすでに過去のものとなって来ています!](Woodrow Kroll, Ph.D., The Vanishing Ministry, Kregel Publications, 1991, pp. 31-33)。

スポルジョンの警告は恐ろしくも真実となってきています。 “教会は、今日の異端による非常に道理に合わないおろかな者達の下に没頭されている”のです。 弟子達はイエスにこう尋ねました、

“世の終りには、どんな前兆がありますか”
      (マタイによる福音書第24章3節)。

キリストは多くのしるしを彼らに与えられましたが、これらの一つは、この世の終わりの教会の明白な背教の預言でした。 彼はこう語りました、

“また多くのにせ預言者が起って、多くの人を惑わすであろう。また不法がはびこるので、多くの人の愛が冷えるであろう”
      (マタイによる福音書第24章11-12節)。

それは正にアメリカやヨーロッパで起こっている事です。 教会の背教についてのキリストの預言が文字どうり成就している事を、誰が否定できますか? そしてキリストがその預言をされたほぼ2000年後の20世紀に、誰がそのようなひどい出来事が起こることを予想できたでしょうか? にもかかわらず、20世紀に、まさしく彼が預言された通りにそれは起こりました。

しかし、この同じ章で、更に驚くべき預言がされました。 立って、マタイによる福音書第24章14節を読んでください。 

“そしてこの御国の福音は、すべての民に対してあかしをするために、全世界に宣べ伝えられるであろう。そしてそれから最後が来るのである” (マタイによる福音書第24章14節)。

着席してください。

誰がこの福音の世界中を通しての説教が、背教によって、アメリカやヨーロッパの教会の心髄を食い尽くしてしまったと同時に、起こるであろうと予想出来たでしょうか? キリスト以外の誰もそのような驚くべき預言をする事は出来ません! キリストは、それと正に同時に、(ここ西洋における)クリスチャン達の大多数が不法な教授達によって、正道から迷わされ、その結果として倒れ落ち―正に同時に―福音は“全世界に宣べ伝えられるであろう。 そしてそれから最後が来るのである”(マタイによる福音書第24章14節)と預言されたのです。 キリストのみが、この神なる黙示によって、そのような驚くべき預言をする事が出来るのです!

そして、それは私達の時代に偽り無く、文字通りやって来きているのです。 神の御手のみによって、アメリカやヨーロッパのクリスチャン達の力を借りず、中国の教会はリバイバルに爆発し、多くの報告は中華人民共和国で、毎時間1,000人、そして毎日24,000人の人達がキリストへ回心しています!

これはまた、東南アジア、ベトナムとカンボジアに住むモン族、インドネシアの一部地域、そしてその領域の他の地域、インドの不可触民の間で起こっており、数万の人達がキリストに回心し、同じ事がアフリカのいくつかの地域で起きているのです。 そして、数日前の夜のテレビの報道で、アラブ諸国では、歴史上類を見ない多くのイスラム教徒がキリストに回心していることを聞きました。 考えて見なさい! これは真に奇跡なのです! マタイによる福音書第24章14節で、キリストが預言をした事が正に成就しているのです。

“そしてこの御国の福音は、すべての民に対してあかしをするために、全世界に宣べ伝えられるであろう。そしてそれから最後が来るのである” (マタイによる福音書第24章14節)。

キリストのみが、アメリカやヨーロッパで教会が消滅しているのと時を同じくして、世界規模での福音の言葉が述べ伝えられる事を預言できたのです! それが正に今日起こっているのです! The Atheist’s Handbook(無神論者のハンドブック)が言っているように、この預言は、起こった後に聖書に挿入されたのではありません。 “これらの預言された出来事が起こった後にのみ、聖書に挿入された”事はありえません!

私の結論はこうです。 イエスは、この世の終わりに、ユダヤ人が祖国イスラエルに復帰する事について、正しかったのです。 西洋に於ける背教と同時に、神は第三諸国に奇跡的なリバイバルをもって福音を伝えられた事に対するイエスの預言は正しかったのです。 それゆえ、あなた方は聖書の預言を信じる事が出来るのです。 なぜなら、聖書は神の言葉であり、私達の歴史の終わりに起こるべきことを示しているからです!

さて、第二の応用がここにあります。 私達は、この教会で、第三諸国の教会を例にすべき事です。 そこでは、迫害や困難を乗り越えて、伝道をしています。 教会が消滅しているアメリカやヨーロッパの教会は、私達の霊的な例として、それらの国々を見なければならないと私は思います。 もし、ここロスアンゼルスで強い教会を作り上げるのであれば、私達は彼らを例としてやっていくべきで、アメリカやヨーロッパの教会やその指導者ではありません。 私達にはしばしば迫害されている第三諸国の教会の指導的例えが必要なのです、でないと私達の教会もここで消滅します。 彼らが祈るように私達は祈らなければなりません。 彼らが断食をするように私達もしなければなりません。 彼らが第三諸国で神をよりどころとしている様に、私達も神に依存しなければなりません。 これらの事以上に、彼らが失われている人々を教会に連れてくるように、私達は伝道をしなければなりません。 それは正に、ここロスアンゼルスのバプテスト・タバナクル教会で実践しようとしていることなのです! 私達は、精神と魂を尽くして、彼らのような伝道主導者になろうとしているのです。 私達は、彼らのように全ての努力を心に込めて、伝道をしようとしています。 そして、私達は、彼らのように、私達に与えられたキリストの偉大な使命に従い、決してアメリカやヨーロッパの死に瀕している教会のようにならないようにするのです。  キリストはこのように言われました、

“それゆえに、あなたがたは行って、すべての国民を弟子として、父と子と聖霊との名によって、彼らにバプテスマを施し、あなたがたに命じておいたいっさいのことを守るように教えよ。見よ、わたしは世の終りまで、いつもあなたがたと共にいるのである」。 アーメン” (マタイによる福音書第28章19-20節)。

神よ、私達の教会が汝の偉大な使命に従うように。 神よ、私達の教会が、汝がリバイバルで汝の聖霊を注がれる第三諸国の信者である兄弟姉妹のように、伝道と導きに篤き思いを抱かせてくれるように。 神よ、彼らがしているように、私達の国々で、偉大な使命に従い、彼らと同じを思いを抱くように助けてください。 神よ、汝の御子、主イエス・キリストの名によって、私達の祈りを聞かれますように。 アーメン。

起立して、宣教師的心を持った偉大なオスワルド・スミス博士(Dr. Oswald J. Smith)の賛美歌を歌いましょう。

その時の為、我らにスローガンを与えよ、気を奮い起こす言葉を、力のある言葉を、
戦いの雄たけび、燃え立つ息吹、勝利か死を呼び起こす。
安眠の教会を奮い立たす言葉、主の[強い要望]をこころに留めるため、
その呼び声は与えられた:汝よ立ち上がれ、我らのスローガンは、福音伝道!

伝道は今宣言された、全ての地上に渡り、イエスの名のゆえ;
この言葉は大空に響き渡る:福音伝道! 福音伝道!
死にかけている者達へ、朽ちかけている国民へ、福音の恵みの贈り物を知らせよ;
この世は今暗黒の中に横たわる、福音伝道! 福音伝道!
   (“Evangelize! Evangelize!” by Dr. Oswald J. Smith, 1889-1986;
      to the tune of “And Can It Be?” by Charles Wesley, 1707-1788).

神が、私達がこの邪悪な大都会で、第三諸国の彼らと同じ勇気と絶え間ない努力を持って、伝導をし、失われた若者達を導くことができますように。 神が、人の罪の贖いのために十字架ではりつけになったキリストの説教を聞かせるために、また、彼の尊い身体の死からのよみがえりを聞かせるために、そして、彼が天国に戻られ、彼に来るものを救われ、彼らの罪を彼の御血で清められることを聞かせるために、失われた罪人を私達の教会に連れてくることを助けてくださるように。 アーメン。

(説教終了)
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クレイトン L. チャン医師による説教前の祈り。
ベンジャミン キンケイド グリフィス氏による説教前の独唱:
“In Times Like These” (by Ruth Caye Jones, 1944).

要 綱

二つの驚くべき預言

R. L. ハイマース, Jr. 神学博士 著

I.   ユダヤ民族の離散、そして祖国への復帰。ルカによる福
音書第21章20-24節。

II.  次に、背教とリバイバルが同時に起きている。マタイ
による福音書第24章3節,11-12節,14節;
第28章19-20節。