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魂の追求に関する二つの質問
(創世記からの説教、その二十六)
R. L. ハイマース、Jr. 神学博士 著

TWO SOUL-SEARCHING QUESTIONS
(SERMON #26 ON THE BOOK OF GENESIS)
by Dr. R. L. Hymers, Jr.

ロスアンゼルスのバプテストタバナクル教会にて
2007年10月14日、主の日の晩の説教

A sermon preached on Lord’s Day Evening, October 14, 2007
at the Baptist Tabernacle of Los Angeles

“「あなたが裸であるのを、だれが知らせたのか。 食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか」”(創世記第3章11節)。

今日私達は、人にある問題は環境と遺伝の二つの素因によるとしばしば聞きます。 しかし、私達の最初の両親であるアダムとエバはこれらによって影響を受けませんでした。 彼らの環境はエデンの園で完璧なものでした。 悪魔がそこにいたのは確かですが、彼らは悪魔に従うようには強制されていませんでした。 彼らは罪なる性質も遺伝として受け継いでおらず、まだ堕落してはいませんでした。 環境や遺伝は彼らの罪の根源ではありませんでした。 彼らは悪魔によって誘惑され、そして好意的に神に背いたのです。

直ちに、彼らの住んだその楽園は、彼らにとって恐ろしく、暗い森林へと変わりました。 彼らは神への恐れのため、木の間に深く身を隠しました。 しかし、彼らは神の声から遠く逃げ去る事は出来ませんでした。 彼らは、神が“あなたはどこにいるのか”(創世記第3章9節)と呼びかけられるのを聞くことができたでしょう。 実際、神のその声は彼らの心に達しました。 彼らは神の声を以前聞いた事はありましたが、今、彼らの心はその声で恐れ慄きました。 神は彼らを見つけられました。 そして、神は彼らに二つの質問をされました。 これらの質問は、今日失われた罪人へ投げかけられる質問と同じです。 今晩、神はあなた方にそれらを尋ねられます。

I. 最初に、裸であるのをだれが知らせたか?

“ええ”“誰からもその事を知らされていません!”と言うでしょう。 そうであるならば、私は今晩これ以上あなたに語る事は何もありません。 私は福音の根本的な事実をあなたに話す事は出来ます。

“すなわちキリストが、聖書に書いてあるとおり、わたしたちの罪のために死んだこと、そして葬られたこと、聖書に書いてあるあるとおり、三日目によみがえったこと”(コリント人への第一の手紙第15章3-4節)。

私はそれらの偉大な福音の主題を説教する事は出来るし、またそうしています。 にもかかわらず、福音のメッセージは、その質問があなたに直面するまでは、あなたの心を動かす事はないでしょう。

“あなたが裸であるのを、だれが知らせたのか”(創世記第3章11節)。

それを知らせたのはへびではありませんでした。 悪魔は決して彼が失われている事を知らせません。 あなた方は今のままで十分であると言うのが、悪魔なのです。 あなた方はまったく危険ではないと言うのが、悪魔なのです。 神はあなた方を罰しないであろうと言うのが、悪魔なのです。 あなた方に裁きの日は来ないであろうと言うのが、悪魔なのです。 悪魔は、

“この世の神が不信の者たちの思いをくらませて・・・”
      (コリント人への第二の手紙第4章4節)。

彼は、

“この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経たへび” (ヨハネの黙示録第12章9節)。

あなた方に罪の意識をさせるのは悪魔であると、人々が言うのを耳にするのは今日非常に一般的になっています。 なんという欺きでしょうか! なぜ悪魔がその事をするでしょうか? もし彼がそうするならば、彼自身に逆らって行動している事になるでしょう。 そうではありません、失われた罪人に罪の意識をさせるのは悪魔ではありません。 それは神の霊の働きなのです。

“それがきたら・・・世の人の目を開くであろう”
       (ヨハネによる福音書第16章8節)。

失われた人達に彼らが邪悪であり、そして神の御前に裸である事を告げるのは神の霊なのです。 神の御前にあなた方が裸である事を、聖霊があなた方に知らせるまで、あなた方は、

“あなた自身がみじめな者、あわれむべき者、貧しい者、目の見えない者、裸な者である・・・” (ヨハネの黙示録第3章17節)。

と言う事を知らないでしょう。

“あなたが裸であるのを、だれが知らせたのか。”
      (創世記第3章11節)。

彼らに語られたのは神の霊だったのです。 そして、それは今日でも同じであり、決して変わる事はありません。

聖霊が、あなたが神の御前に裸である事を知らせない限り、イエスがあなたの罪を彼御自身の血によって覆うことの必要性を、あなたは決して知る事はないでしょう。 なぜ聖書がこのように言っているか、あなたは決して理解しないでしょう。

“・・・罪をおおわれた人たちは、さいわいである”
      (ローマ人への手紙第4章7節)。

あなたは、“目の見えない者、裸な者である”(ヨハネの黙示録第3章17節)事を聖霊がまず、あなたに知らせない限り。

II. 次に、あなたは神の掟を破りましたか。

もう一度私達のテキストをよく見て下さい。 立ってそれを声を上げて読んで下さい。

“神は言われた、「あなたが裸であるのを、だれが知らせたのか。 食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか」”(創世記第3章11節)。

着席して下さい。

あなたは“食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか”? それが、今晩、神があなたに語られていることなのです。 あなたは私の戒めを破ったのか? 私の律法のどれかを破ったのか? あなたは罪人であるのか? あなたの心と思いの中に神に反する罪があるのか? あなたの心中に隠れた罪が潜んでいるか?

“神よ、どうか、わたしを探って、わが心を知り、わたしを試みて、わがもろもろの思いをを知ってください。・・・”(詩篇第139篇23-24節)。

もしあなたがダビデの祈りのように祈るのであれば、“いいえ、私の内に邪悪はありません”と言えますか? あなたは、正直にそれらの言葉を神に向かって言えますか?

“「あなたが裸であるのを、だれが知らせたのか。 食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか」”(創世記第3章11節)。

ルターはこのように言っています、

ここで神は、アダムの良心に鋭い咎めで触れられた。神は、“あなたは恥とも感じていない、なぜなら、あなたは裸だからである。 そして私の声さえもあなたを恐れさせない。しかしあなたの良心はあなたを非難している”と言われたように彼に語られた。・・・そのように神によって圧迫され、アダムは死と黄泉の恐れの中に、自分を見い出した。そのように、今彼は正に自分の内にあった思いを、主の口によって聞かなければならなかった(Martin Luther, Th.D., Luther’s Commentary on Genesis, Zondervan Publishing House, 1958 reprint, volume I, p. 76) 。

マチュー・ヘンリー(Matthew Henry)はこのように述べています、

取ってはならない木の実を食べる事によって、私達は大いなる、恵み深い神を怒らせ、公正で正当な律法を破り・・そして神の好意を失い、私達自身を神の怒りとのろいに向けさせる事によって、自分達の尊い魂を中傷した(Matthew Henry’s Commentary on the WholeBible, Hendrickson Publishers, 1991 reprint, volume I, p. 23) 。

“あなたが裸であるのを、だれが知らせたのか。 食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか”

なぜ神はそのような質問をされたのでしょうか?。 彼らがしたことを知らされたのではありません。 全てをご覧になられる神の目は、彼らが罪を犯した事をすでに御存知でした。 神は彼らの良心を咎め、彼らをいらだたせ、彼らの罪を認めさせる為に、それらの質問をされました。 しかし、彼らはそうしなかったのです。 彼らは自分達を正当化させようとし、他の誰かを責めました。 ヘンリー・モリス博士(Dr. Henry M. Morris)は、“それゆえに、罰を授ける他、主になさる事は何も無かったのである”と述べています (Henry M. Morris, Ph.D., The Genesis Record, Baker Book House, 1986 edition, p. 117) 。

もしあなたが自分の罪に対して言い逃れをし続けるならば、こういう事があなたにも起こると言う描写です。

“わたしがもし人々の前に(アダムのように)わたしのとがをおおい、わたしの悪事を胸の中に隠した・・・” (ヨブ記第31章33節)。

どういう事があなたに起こるでしょうか? そこであなたは、

“自分の身に降りかかろうとしているわざわいを思って、泣き叫ぶ・・・”(ヤコブの手紙第5章1節)。

最後の裁きの場で、あなたは神の御前に引き出されるでしょう。 あなたは、

“御座の前に立っているのが見えた。 かずかずの書物が[開かれ]・・・死人はそのしわざに応じ、この書物に書かれていることにしたがって、さばか[れる]” (ヨハネの黙示録第20章12節)。

ジョン・ライス博士(Dr. John R. Rice)はこのように述べています。

それは、人の[罪の]記録であり、“そしてこの書物に書かれていることにしたがって、さばかれた・・・”[神は]人々の全ての[罪]、そして彼らの行いによる、全ての思いと感情を記録しておられる・・・。ここには哀れみは存在しない。許しについて、神の恵みについて、そして贖いについては何も述べられない。全てこれらの事は拒絶され、正当な裁きのみが適用される。人々は地獄に落ちる、なぜなら彼らが行くのは当然だからである。彼らには地獄が値する・・・“まちがってはいけない、神は侮られるようなかたではない。人は自分のまいたものを、刈り取ることになる”(ガラテヤ人への手紙第6章7節)。罪は、償われなければならない。キリストの犠牲を拒むような者達は、永遠の・・・許されない罪の為に、自分達の負債を償わなければならない。不正を行いたい者、もしくは[機会があれば]それを行おうと望む者、あるいは暴露される事を恐れない者は、その心の内の罪によって有罪となる。ああ、[心の]罪は、その恐ろしい日に、神の書物から読まれる! (John R. Rice, D.D., Behold, He Cometh, Sword of the Lord Publishers, 1977, pages 304-305) 。

“神が・・・人々の隠れた事がらをさばかれるその日に”
      (ローマ人への手紙第2章16節)。

そのような裁きの日がやってきます! 神の書物は開かれ、あなたの全ての秘密の罪は神の書物から読まれます。 隠される物は何もありません。 あなたの心そして生涯の全ての罪は、神の書物から読まれ、完全なるあなたの罪の記録はあなたを有罪と定めます。 そうして、キリストはあなたにこのように言われるでしょう、 

“のろわれた者どもよ、わたしを離れて・・・永遠の火にはいってしまえ” (マタイによる福音書第25章41節)。

ですから、私はあなたに、“さばきと、 逆らう者たちを焼きつくす激しい火とを、恐れつつ待つことだけがある”(へブル人への手紙第10章27節)ことを考えるのに熱心になることを勧め、懇願するのです。

全能の神に対して逆らう者、敵対者となるのをやめなさい! この聖句を思い出してください、

“その罪を隠す者は栄えることがない。 言い表わしてこれを離れる者は、あわれみをうける” (箴言第28章13節)。

ダビデがこう言ったように、あなたの罪を言い表しなさい。

“わたしは自分のとがを知っています。 わたしの罪はいつもわたしの前にあります”(詩篇第51篇3節)。

“その罪を隠す者は栄えることがない。 言い表わしてこれを離れる者は、あわれみをうける” (箴言第28章13節)。

あなたの罪を隠す事をやめなさい。 事実、あなたはそういう事は出来ないのです! 全てを御覧になられる神の目には、あなたの全ての罪はすでに知られているからです! あなたの犯した全ての罪は神の書物に記録されており、最後の裁きであなたは運命づけられるのです。 まだ時間のあるうちに、行動しなさい! 遅すぎる事にならないように、あなたの罪を言い表しなさい! 聖書は、“[イエス]キリストの血によって義とされ”なければならないと言っています。 あなたは“彼によって神の怒りから救われ”なければならないのです。(ローマ人への手紙第5章9節)

“「あなたが裸であるのを、だれが知らせたのか。食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか」”(創世記第3章11節)。

(説教終了)
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クレイトン L. チャン医師による説教前の聖書の朗読: 創世記第3章6-11節。
ベンジャミン キンケイド グリフィス氏による説教前の独唱:詩篇第139篇23-24節。

要 綱

魂の追求に関する二つの質問
(創世記からの説教、その二十六)
R. L. ハイマース、Jr. 神学博士 著

“「あなたが裸であるのを、だれが知らせたのか。 食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか」”(創世記第3章11節)。

(創世記第3章9節)

I.   最初に、裸であるのをだれが知らせたか?
創世記第3章11甲節;コリント人への第一の手紙
第15章3-4節;コリント人への第二の手紙第4章4節;
ヨハネの黙示録第12章9節;ヨハネによる福音書
第16章8節;ヨハネの黙示録第3章17節;
ローマ人への手紙第4章7節。

II.  次に、あなたは神の掟を破りましたか?
創世記第3章11乙節;詩篇第139篇23-24節;
ローマ人への手紙第5章9節;ヨブ記第31章33節;
ヤコブの手紙第5章1節;ヨハネの黙示録第20章12節;
ガラテヤ人への手紙第6章7節;ローマ人への手紙
第2章16節;マタイによる福音書第25章41節;
へブル人への手紙第10章27節;箴言第28章13節;
詩篇第51篇3節。